介護職のニーズは高まっており、ほかの業種に比べて求人率が高いのが特徴である。そのため、異業種からでも転職しやすい業種と言えます。しかし、転職を成功させるためには、職場選びが重要。なぜなら、介護職を離職する一番の理由が職場の人間関係だからです。介護職に限らずどの職業にも言えることですが、職場の人間関係がぎくしゃくするとどんなに待遇が良くても職場にいづらくなり、離職に繋がってしまいます。転職を成功させるには、人間関係の良好な職場を見つけることが課題。人間関係の良い職場の選び方としては、面接などで訪れた際に職場の雰囲気が良いかどうかをチェックすることです。挨拶しても誰も挨拶を返してくれなかったり、職員同士がよそよそしい態度をとっていたりする場合は、あまりスムーズな人間関係の職場とは言えません。離職率が低い職場は、人間関係が良好かつ待遇も良い職場と言えるでしょう。
そして、介護職の転職を成功させるためには、自分に適した働き方ができることも重視すること。介護職と言っても業務の種類は幅広く、働く施設によって働き方は大きく異なります。老人ホームのような入所サービスでは、夜勤もあるうえ日曜出勤などもありますが、デイケアサービスなどの通所サービスでは日曜・祝日が休みのところが多いです。訪問サービスでは、1日何件などの働き方ができます。ライフスタイルに合わせて、自分にぴったりの業務形態の施設を選ぶことが重要です。